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日本人のフィリピン移住におすすめな地域は?メリット・デメリットも

旅行や留学先としてだけではなく、海外移住先としても人気が高いフィリピン。「移住を考えてるけど生活しやすい地域がわからない」「移住のデメリットはある?」など、気になる人も多いのではないでしょうか。

この記事ではフィリピンの生活がどんなものか、移住のおすすめ地域やメリット・デメリットなどを紹介します。フィリピン移住のイメージが掴める内容になっているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

日本人が過ごしやすいフィリピン

フィリピンは大小合わせて7,000以上の島々からなる島国です。熱帯地域のため年間平均気温が26〜27℃で気温差はほとんどありませんが、やや湿度が高いのが特徴です。

首都圏だと日系企業も多く、日本人向けの求人も多くあるので移住後にすぐ就職することも難しくはありません。食については日本レストランも充実していますが、フィリピン料理は醤油ベースが多いので日本人でも抵抗感なく食べられます。

日本人でもすんなり馴染める環境なので、移住にはぴったりの地域です。

フィリピン移住におすすめの地域8選

日本からの移住者も多いフィリピン。たくさんの島や地域があるので、移住先選びも難しいですよね。

そこで、フィリピン移住におすすめの地域を8箇所ご紹介します。ぜひ自分にぴったりな移住先を見つけてください。

1.マニラ

フィリピン最大の島、ルソン島にある首都マニラは日本移住者が最も多い地域です。給料面も他のエリアに比べて高いことから、生活基盤をすぐに作れます。

フィリピンの経済都市とも呼ばれていて各国の企業だけではなく高級ホテルや巨大ショッピングモールなど、高層ビルが立ち並ぶ風景はまさに大都会そのもの。

日本人駐在員も多く住んでいるので、日本から移住しても安心。都会の中で生活したい人におすすめの地域です。

2.セブ島

ビーチリゾートとして有名なセブ島は日本人学生の留学先としても人気で、語学学校もある地域です。市街地として発達しているセブシティと橋伝いに隣接するマクタン島には、マクタン・セブ国際空港は日本からの直行便もあるので利便性も抜群です。

スキューバダイビングやパラセーリングなどのマリンスポーツを日常的に楽しめるので、海が好きな人や海辺で暮らしたい人におすすめです。

3.バギオ

熱帯地域のフィリピンですが、高原の避暑地として人気なのがバギオ。マニラと同じルソン島にあり、標高1500メートルの山岳地帯にあります。

年間の平均気温は18〜23℃、最高気温の平均は26℃と一年中日本の秋のような気候で過ごせます。フィリピンでもエアコンがなくても過ごせる貴重な地域なので、暑さが苦手な人におすすめの地域です。

バギオにはユネスコ世界遺産に登録されている「コルディリェーラの棚田群」があり、山々に囲まれた大自然で歴史を身近に感じながら生活できます。

4.ダバオ

フィリピン第三の都市と言われるダバオは、国際空港と港がある大きな都市。高い建物が少なく、海外の田舎らしさを感じられる地域です。フィリピンの中でも治安がよく、日本人が移住しても問題なく生活せるでしょう。

都会らしさはありませんが、大型ショッピングモールや日本食材店などもあるので、古き良きフィリピンらしさを感じたい人におすすめの地域です。

5.ラグナ

ルソン島・メトロマニラの南部にあるラグナは、マニラ中心部から車で約2時間ほどの場所。温泉や遊園地などのアクティビティ施設が充実した地域で、日帰り観光地としても人気のエリアです。

便利なショッピングモールやインターナショナルスクールもあるので、家族で移住する際に人気の高い地域です。

海に湖、森林が多く、自然を感じながらゆっくり過ごしたい人におすすめの地域です。

6.ロハスシティ

シーフードの首都と呼ばれるロハスシティは養殖が盛んで、特に貝が有名です。近年は養魚池だった場所が団地や商業地へと改築され、都市化が進んでいる地域でもあります。

ショッピングモールや公園、銀行が多くあり、学校や幼稚園も充実しているので小さなお子さんがいる家族での移住に最適な地域です。

7.バコロドシティ

フィリピン中部のネグロス島にあるバゴロドシティ。住民は知らない人にでも家族のような笑顔で接してくれることから「ほほえみの街」と呼ばれています。

ネグロス島最大の都市ですが、フィリピンのイメージがそのまま飛び出したような街並みで、どこか懐かしさを感じられます。

マニラなどの観光地とは違い外国人観光客が多く訪れることはなく、街にはほとんど外国人が居ないのが特徴の一つ。移住先で地元の人との交流を大事にしたい人におすすめです。

8.イロイロシティ

西ビサヤ地方に位置するパナイ島の中心都市イロイロシティは「愛情の街」と表現され、地元の人達は優しさと思いやりに溢れた人ばかり。海外に慣れていない日本人でも安心して過ごせます。

人口42万人と密度が高い地域ですが、広大な自然が広がっていることもあり、人が多いと感じることはほとんどありません。

教育都市としても有名で、数多くの大学があることから日本人留学生も多く訪れています。

フィリピン移住のメリット・デメリット

それぞれの地域で特色があり、魅力的な場所が多いフィリピン。

フィリピン移住はメリットも多いですが、デメリットもあります。どちらも事前によく確認して移住に備えてください。

フィリピン移住のメリット

まず、フィリピン移住のメリットを確認していきましょう。

日本から約4時間と行きやすい

東京・羽田とフィリピン マニラ間は、飛行機で約4時間30分の距離。時差は約1時間とほとんどないため、時差による生活リズムの乱れを感じにくいのが魅力です。

移動時間が短いので、日本への帰国も比較的気兼ねなくできます。これもフィリピン移住の人気要素の一つです。

物価が安い

フィリピンは日本に比べ物価が安いことも魅力の一つ。近年は以前に比べ日用品や食品など、日本と同じくらいの価格のものも増えてきましたが、それでも地方都市であれば10万円ほどで十分な生活を送れる地域もあります。しかし近年マニラ首都圏では、円安の影響もあり、物価が上がってきておりますので注意が必要です。

特に人件費が安いので、日本では高価で中々利用できないメイドやベビーシッターを気軽に利用する日本人が多い傾向にあります。

ビザが取りやすい

フィリピンは他国に比べてビザが取りやすいことで有名です。フィリピンに入国する場合、観光目的であれば30日間までビザを取る必要はありません。

しかし、観光ビザだけではフィリピンで銀行口座開設や保険加入も出来ないので、移住して生活基盤を整えるならば、フィリピンでの居住を証明するビザが必要です。

移住するならば永住権ビザが最適。フィリピンの永住権ビザには「ASRV(アペコ特別永住権)」「クオータビザ」「SRRV(退職者ビザ)」などありますが、なかでもアペコ特別永住権は取得要件が低く、日本人移住者にも人気のビザです。

フィリピン移住のデメリット

次に、デメリットの確認です。

日本と比べると治安が悪い地域がある

フィリピンは、治安に対してあまりいいイメージがない人も多いかもしれません。しかし、マニラやセブ島など、リゾート地としても人気の地域は治安が改善され、比較的安心して生活できるでしょう。

しかし、地方では今でもスリや置き引き、ぼったくりなどが発生しており、フィリピン都市部でもその件数は0ではありません。日本での生活とは違い、特に人混みでは注意を払う必要があります。

生活水準の差がある

近年フィリピンは、各国の企業が進出する国として経済的にも大きく成長しています。その影響でフィリピン富裕層は贅沢な生活を送る一方、田舎や地方都市では自給自足で生活を送る貧困層も多く居ます。

移住する際は、自分の望む生活水準にあった地域を選ぶことが重要です。

衛生面が気になる場合もある

日本は世界的に見ても衛生的な国です。それゆえにフィリピンは日本に比べると衛生面が気になる場合もあります。

水道水は飲料用ではなく、ペットボトルの水を買いだめしたりウォーターサーバーを置いて生活するのが基本です。

また、フィリピンでは屋台やローカルな飲食店が多く立ち並んでいますが、見た目から衛生さを感じられないところが多く、食中毒などの危険性もあります。地元の人だとなんの問題もなく利用する人が多いですが、衛生的な環境で過ごしてきた日本人は慣れるのに時間がかかるかもしれません。

まとめ

温暖な気候や物価の安さ、日本から数時間の距離という利便性から、日本移住者が多いフィリピン。どの地域も過ごしやすい場所なので移住先にはおすすめの国です。メリット・デメリットをチェックして、理想の移住先を見つけてくださいね。

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