フィリピン

セブの不動産のメリット・デメリットは?投資や移住する為の注意点を解説!

セブ島は、美しいビーチと豊かな自然だけでなく、フィリピン第2の都市と言われ、不動産投資の注目エリアとなっています。特に、日本人投資家にとっては比較的安価な投資額で始められることや、高い利回りが期待できる点が大きな魅力です。しかし、海外不動産投資にはメリットだけでなく、リスクも存在します。この記事では、セブ不動産投資のメリットとデメリットを詳しく解説し、賢く投資するためのポイントをお伝えします。

セブ不動産投資のメリット

セブ不動産投資のメリットについて解説します。

高利回りと安定した賃貸需要

セブの不動産市場は、観光業とBPO産業の発展により、安定した賃貸需要があります。
BPO産業とは、ビジネス・プロセス・アウトソーシングの略で、企業が自社の業務プロセスの一部を外部の専門業者に委託することを指します。
英語が公用語であるフィリピンは、海外企業向けのコールセンターなど、多くの企業がフィリピンに拠点を置いています。

セブ市内のITパークやビジネスパーク周辺のコンドミニアムは、駐在員や現地富裕層に人気があり、利回りは6〜10%が一般的です。さらに、観光地であるマクタン島では短期賃貸(Airbnbなど)を活用することで、シーズンによっては高収益を期待できます。

物価と不動産価格が比較的安い

日本と比較すると、セブの不動産価格はまだ安価です。たとえば、セブ市内の高級コンドミニアムでも、日本の都市部の物件よりも手頃な価格で購入可能です。これにより、初期投資額を抑えながら不動産投資を始めることができます。
またフィリピンはプレビルドという方式をとっている為、初期費用を抑えて投資をスタートできるのも魅力です。

経済成長とインフラ整備が進行中

セブはフィリピン国内でも特に経済成長が著しいエリアであり、マクタン・セブ国際空港は、2018年7月に新ターミナル2がオープンし、国際線と国内線のターミナルが分かれ、利便性が向上したり、第2滑走路の建設が進められており、2023年第3四半期までの運用開始が予定されています。
また、2022年にはセブ市とマクタン島を結ぶ「セブ-コルドバ・リンク高速道路(CCLEX)」が開通し、セブ市中心部からマクタン島へのアクセスが大幅に向上しました。

これらのインフラ整備により、セブ島の不動産市場は活性化しており、特に商業施設や住宅開発が進行中です。新たなショッピングモールの建設や既存施設の拡張も計画されており、地域経済のさらなる発展が期待されています。

外国人でもコンドミニアム購入が可能

フィリピンでは外国人が土地を所有することはできませんが、コンドミニアムについては外国人でも購入が可能です。さらに、購入手続きも契約書等が英語であることから比較的シンプルであり、日本人投資家にとって参入しやすい環境が整っています。

セブ不動産投資のデメリット

セブ不動産投資のデメリットについて解説します。

不動産市場の流動性の低さ

日本と比較すると、セブの不動産市場は流動性が低く、売却に時間がかかる傾向があります。なぜならフィリピンでは、中古不動産の情報プラットフォームの整備が進んでおらず、アナログな方法で進められているからです。特に、キャピタルゲインを狙った短期売却は難しいケースも多いため、長期的な投資視点が必要です。
また、信頼できる業者も選定することが重要です。

法律や契約のリスク

フィリピンの不動産関連の法律や契約は、日本とは異なり、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。例えば、契約内容が不明確な場合や、信頼できない業者との取引をすると、思わぬ損害を被る可能性もあります。そのため、購入前には弁護士や専門家のアドバイスを受けることが必須です。また、契約する際は必ずご自身の名義で購入しましょう。

為替リスクがある

フィリピンペソと日本円の為替変動により、投資の収益が影響を受けることがあります。特に、ペソ安のタイミングで売却すると、日本円換算での損失が発生する可能性があるため、長期的な為替リスク管理が求められます。

セブ不動産投資のリスク対策

セブでの不動産投資は、魅力的な利回りや経済成長による資産価値の上昇が期待できる一方で、さまざまなリスクも伴います。

信頼できる不動産会社・デベロッパーを選ぶ

不動産投資の成功は、信頼できる不動産会社やデベロッパーを選ぶことにかかっています。セブでは、大小さまざまなデベロッパーがプロジェクトを進めていますが、中にはプロジェクトの遅延や中断が発生するケースもあります。そのため、購入を検討する際は、必ずデベロッパーの過去の実績を確認することが重要です。また、既に完成した物件の品質や管理状況をチェックし、購入後のトラブルを回避するためにも、購入者の口コミや評判をリサーチすることをおすすめします。

現地への視察を行い、実際の状況を確認する

セブの不動産を購入する際は、インターネットや営業担当者の説明だけで判断するのではなく、実際に現地を訪れて視察することが重要です。物件の立地や周辺環境は、写真や資料だけでは分からない部分が多く、フィリピンという国の発展性、国民性、現地での治安や交通の利便性、近隣施設の充実度などを自分の目で確かめることが大切です。

管理会社を慎重に選び、賃貸運営をスムーズに行う

海外不動産投資では、現地に住んでいないため、物件の管理をどのように行うかが重要な課題となります。賃貸運営を成功させるためには、信頼できる管理会社を見つけることが不可欠です。

管理会社を選ぶ際には、過去の実績や対応の速さ、賃貸マーケティングの強みを持っているかを確認する必要があります。特に、入居者のトラブル対応や家賃の徴収、修繕対応がしっかりしている管理会社を選ぶことで、長期的に安定した収益を確保することができます。

セブのおすすめのエリア

セブで不動産投資や移住を行う際のおすすめのエリアを紹介していきます。

セブシティ 

セブシティは、セブ島の経済と商業の中心地であり、オフィスビルやショッピングモール、飲食店、病院などが集中しています。特に、ITパークやセブ・ビジネスパーク(アヤラエリア)には多くの外資系企業が進出しており、外国人駐在員や現地の高所得層が多く住んでいます。こうした背景から、セブシティでは長期賃貸市場が安定しており、駐在員向けの賃貸物件の需要が高いのが特徴です。

セブシティの魅力の一つは、インフラの充実です。ショッピングモール「アヤラセンターセブ」や「SMシティセブ」など、大型の商業施設があり、生活に必要なすべてが揃っています。また、教育機関や医療施設も充実しており、ファミリー層からの需要もあります。そのため、安定した賃貸収入を狙いたい投資家には、セブシティの物件が適しています。

セブの最新物件はこちら↓

Kalea HEIGHTS project(カレア ハイツ プロジェクト)41階建てのラグジュアリーリゾートコンドミニアムで、3.6ヘクタールの広大なオープンスペースに4棟がクロスするように建設されます。 ...

マクタン島 

マクタン島は、セブ島の東に位置し、フィリピン有数のリゾート地として知られています。観光業が盛んで、多くの高級リゾートホテルが立ち並び、観光客向けの短期レンタル市場が活発です。そのため、Airbnbなどの短期賃貸を活用した投資に適したエリアと言えます。

このエリアの最大の利点は、セブ・マクタン国際空港があることです。空港からのアクセスが良く、観光客やビジネス出張者にとって非常に便利な立地となっています。また、新たに開通した「セブ-コルドバ・リンク高速道路(CCLEX)」により、マクタン島とセブシティ間の移動がさらにスムーズになり、不動産市場の価値向上が期待されています。

まとめ

セブの不動産投資は、高利回りや安価な物件価格、インフラ整備の進展といったメリットがある一方で、法律や市場流動性、為替リスクといったデメリットもあります。賢く投資するためには、信頼できる不動産会社の選定や、リスク管理を徹底することが重要です。 海外不動産投資に興味がある方は、慎重に情報を集め、リスクを最小限に抑えながら、成功する投資を目指しましょう。

当社ではフィリピン不動産ツアーや個別面談なども行っています。LINEにてお気軽にお問い合わせください。

友だち追加