フィリピン

メトロマニラ電車「MRT3」のご紹介

 1.MRT3とはどんな電車?

まずは日本の外務省のホームページにもなんとMRT3がわかりやすく紹介されていましたので引用いたします。

マニラ首都圏内の高架鉄道三路線のうちの一つであるMRT3号線(全長約17km,総駅数13駅)は,市内で最も交通量が多い道路の一つであるEDSA通りを通る電車です。2000年の開業後12年間は,日本企業により維持管理業務が実施され安定した運行がなされていましたが,他国企業が維持管理を担った2012年以降は予算不足等もあり,適切な維持管理業務が実施されず,現在は線路や車両が劣化し運行トラブルが頻発する事態となってしまいました。

このような状況を踏まえフィリピン政府の要請を受け日本の技術を活用してMRT3号線を改修することにより,鉄道の安全性及び快適性を向上させ,同線の利用促進を図ります。また同線の改修を通じ,マニラ首都圏の深刻な交通渋滞の緩和や物流改善とともに,大気汚染対策や気候変動の緩和に寄与するものです。日本の知見・技術を生かした質の高いインフラ整備を通じて,同国の持続的な経済成長のための基盤強化に資することが期待されます。

この計画の実施により,2022年には,MRT3号線における乗客輸送量が約8.1億人・キロ(2017年実績値)から約14億人・キロに,年平均一日当たり運行本数が,142/日(2017年実績値)から255/日に拡大することが見込まれます。

出典:https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_006695.html

外務省ホームページ, フィリピンに対する円借款に関する交換公文の署名

 

 

2.メトロマニラの電車について

 

皆さんマニラで電車に乗ったことはありますか?

私は初めて旅行でフィリピンに来た時にMRTの電車を見たことがあり、それから一度は乗ってみたいと思っていました。

1年後マニラに移住してからすぐに乗車体験ができました。

メトロマニラには、LRTMRTPNRという3種類の電車が走っています。

その中でMRTは、マニラの大動脈であるEDSAの中心を走っています。フィリピン人にとっては欠かせない移動手段になります。

パサイからビジネスの中心でコンドミニアムがたくさん建設されているマカティ、オルティガスを通ってケソンシティーまでを結ぶ電車です。

 

3.駅名と近隣詳細について 

 

 

No. 駅名 駅の詳細 ※近隣のDMCI 物件
1 Taft Avenue タフトアベニュー パサイにある始発駅です。LRT-1と乗り換え可能。
2 Magallanes マガリアネス DMCI本社から約徒歩10分。
3 Ayala アヤラ アヤラモール直結でマカティの中心駅。
BGC専用バスで、BGCに行くことも可能。
4 Buendia ブエンディア
5 Guadalupe グアダルーペ 日本の地下鉄の駅、BGCと
結ぶモノレール、中国の地下鉄の
駅が近隣にできる予定。 Brio tower
6 Boni ボニ 日本の地下鉄の駅ができる予定。 Flair Towers,SheridanTower
,Kai Garden
7 Shaw Boulevard ショーブルバード Shangri−la Mall
Shangri-la Hotelと接続。
8 Ortigas オルティガス オルティガスエリアの中心で
SM Megamallから徒歩約5分

 

表からわかるようにMRTの各駅は、私たちの生活に欠かせないモールの近くにあります。

また、現在日本企業主導で工事が行われている地下鉄駅周辺にも幾つかモールが完成予定となっています。そしてその近隣に弊社DMCI HOMESのコンドミニアムが数多く建設、又は建設中です。その為、将来的に物件の価値が高くなっていくと予想されており、近年投資家の方々に大変注目されています。

 

4.MRT3の利用方法と注意ポイント

 

今回は、マカティにある弊社コンドミニアムBrio Tower(ブリオタワー)から徒歩約5分のところにあるグアダルーペ駅から電車に乗ってみました。上記表5番の駅になります。

     

 

駅の改札とチケット売り場の写真です。

電車の乗り方は日本同様シンプルです。

①チケットを購入する

②改札口からホームに行く

③電車に乗る

まずチケット売り場で行き先までのチケットを購入します。

窓口で販売員に行き先を伝えるとチケットを発行してもらえます。

金額は13ペソ(日本円でなんと約30円程!)からです。

窓口の隣に料金表が書いている場合もあります。

次に改札口に入る際セキュリティーチェックを行います。これは日本ではないため、新鮮な経験でした。

それを終えるとチケットを改札口に画面にかざすとホームに入ることができます。

 

 

構内は意外と広く、外の景色も良いです。

電車に乗る時の注意が一つあります!前方車両にあるLOADING AREAです。

このエリアは女性や高齢者、子供や障害者優先の車両になっています。

 電車の時刻表は無くひたすら電車が来るのを待ちます。日本では考えられませんよね笑

 

フィリピンにもSuicaICOCAのようなICカードがあります。

それを「beep」といいます。こちらを持っていると毎回チケットを買わずに電車に乗ることができます。

またLRTMRTBGCバスでも併用して利用することが可能で、大変便利です。

このICカードはデポジットとして100ペソ(約200円)で購入可能です。

チャージは駅のチケット窓口やコンビニエンスストア、スマートフォンアプリ(Coins.ph)で可能です。

 

5.MRTの現状

 

乗車の際に一番注意してほしいのが時間帯です。

朝の6時~9時頃と夕方の16時以降は通勤ラッシュの為、超・満員電車です。まずホームに入るまでに1時間弱、ホームに入ってから電車に乗るのに数本見送ってからやっと電車に乗れるイメージです。電車内も超満員、身動きが全くできずにスリにやられる可能性があるため、気をつける必要があります。

電車から降りる際も、電車の奥にいると降車出来ない場合も多々あるので、注意が必要です。僕個人的には早く地下鉄が完成し、満員電車が緩和されることを待ち望んでいます!

また、通勤ラッシュが無いため1番乗車にトライしやすいのは日曜日です。

MRTに乗ってみたい方はぜひ日曜日にチャレンジしてみてください!

 

6.コラムニスト紹介

中矢健太朗(なかや けんたろう)/フィリピン財閥系不動産会社 DMCI HOMES ジャパンデスク担当

■198955日生まれ。兵庫県神戸市出身。

新卒で関西の地銀に入行。大手不動産管理会社に転職後、2019年フィリピンのマニラに移住し、フィピリン最大手の財閥系企業「DMCI HOMES」に就職。マニラに居住しリアルタイムで現地の情報をお届けすると共に、物件の販売、物件見学ツアー、引渡しや賃貸物件の管理等も隈なくサポートしており、日本人オーナーからの信頼も厚い。