近年急速に開発されている「パシグ(パシッグ)」。フィリピンの首都圏に属し、ビジネスの中心街やおしゃれな街として認知されてきています。しかし「パシグの魅力は?」「どのようなコンドミニアムがある?」など、まだイメージしきれていない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、パシグの特徴や、パシグのコンドミニアムが注目されている理由を解説します。マニラ近郊への不動産投資や移住を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
フィリピンのパシグとは
パシグはマニラの南東部、マニラ首都圏の北東部に位置するメトロマニラの都市の1つです。
以前は田舎の集落として認識されていましたが、急速に開発が進み、国内有数のビジネス都市に発展しました。オルティガスセンターという主要なビジネス地区もあり、国内外の大企業の本社やオフィスが多数立地しています。
大型のショッピングモールや商業施設が多く、買い物や食事をする場所も豊富です。ビジネスとレジャーのバランスが取れた過ごしやすさから住宅地としても人気が高く、住宅地の開発も活発に進んでいます。今後更なる開発が見込まれるエリアです。
パシグのコンドミニアムが注目されている理由
パシグのコンドミニアムが注目されている理由を解説します。
- マニラ首都圏に位置する好立地である
- ビジネスの中心地として認定されている
- コンドミニアムが多く開発されている
- 治安が良く安心して暮らせる
- 周辺施設が充実している
マニラ首都圏に位置する好立地である
マニラ首都圏に位置しするパシグは、マニラ市中心街まで30分前後という立地の良さが魅力です。エドサ・アベニューという主要な道路も通っており、マニラ都市鉄道にも近い場所に位置しています。他のエリアへのアクセスがよく、快適に過ごせるでしょう。
また、2029年に全線の開通を目指すマニラ市地下鉄プロジェクトも進んでおり、交通の便がさらに向上すると見込まれています。これに伴い、パシグの注目度も増していくでしょう。
ビジネスの中心地として認定されている
パシグには、「アルコビア・シティ」というビジネスの中心地があります。アルコビア・シティは、フィリピンの大手不動産開発会社がパシグ市ウゴン地区で開発したエリアです。フィリピン政府から経済特区として認定されています。
この経済特区はIT-BPO産業のさらなる発展を目的としており、入居企業には税制優遇などのインセンティブが提供されます。そのため、パシグは企業にとって魅力的な地区となりました。
また、アルコビア・シティは、マニラ首都圏の主要幹線道路「C-5」沿いで開発が進んでいます。パシグと同じくビジネスの中心地であるオルティガスも近く、アラヤ・ランドやロビンソンズ・ランドなどの大手デベロッパーによる開発も積極的です。
コンドミニアムが多く開発されている
パシグはコンドミニアムの開発が活発なエリアです。経済特区アルコビア・シティでは、高層のコンドミニアムが完成しているほか、3棟のコンドミニアムの開発も計画されています。
また、フィリピンの大手建設会社であるDMCIと日本の丸紅が、大型共同プロジェクトとして開発しているコンドミニアムも注目を集めています。
治安が良く安心して暮らせる
パシグは、マニラ首都圏の中でも比較的犯罪率の低いエリアです。ビジネスマンが多く居住しており、収入と教育水準の高さから治安の良さが保たれています。
良質な教育機関が多いのも特徴で、フィリピンで有名な大学の分校やインターナショナルスクールがあるなど一定の教育レベルが浸透しています。移住者でも安心して暮らせるでしょう。
周辺施設が充実している
パシグはフィリピン最大級の「SMメガモール」のほかにも、多くのショッピングモールやレストランが立ち並ぶエリアです。
徒歩圏内で生活に必要なものが簡単に手に入るだけでなく、少し移動したい場合に必要な電車やバスも充実しています。レレジャー施設や公園があるのも魅力です。
パシグのコンドミニアムを選ぶときのポイント
パシグのコンドミニアムに投資する際に、チェックしておきたいポイントを解説します。
需要のある立地かどうか
パシグのコンドミニアムを選ぶ際は、将来的に需要が見込まれる地域にあるかどうかが重要なポイントです。ビジネス街や商業施設、学校、オフィスビルなどに近い場所は、賃貸需要が高い傾向にあります。
また、インフラ整備や開発計画などの将来的な地域の成長を予測することも重要です。
設備が充実しているかどうか
コンドミニアム内の設備が充実しているかも確認しましょう。プール、フィットネスジム、共有ラウンジ、セキュリティシステムなどの設備が充実しているかどうか調査しておくことが大切です。
利益性のある物件かどうか
コンドミニアムを購入する際は、購入価格、賃料相場、維持費などを考慮したうえで、利益性があるか判断する必要があります。将来的な賃料収入やキャピタルゲインに大きく関わる要素なので、しっかりと調査しておきましょう。
不動産投資では購入する物件の立地や築年数、付加価値などを考慮し、賃貸需要のある物件を選ぶことが重要です。物件選定に不安のある人は、現地の情報を知る不動産仲介会社や代理店といった専門家を見つけましょう。
注目のコンドミニアム「VALERON TOWER(ヴァレロン タワー)」
パシグには、フィリピンの大手建設会社であるDMCI Homesと日本の丸紅の共同プロジェクトとして開発しているVALERON TOWERあります。高級感溢れるコンドミニアムながら、比較的手頃な価格が魅力です。
2024年2月には、購入申込みの受付を開始しており、多くの不動産投資家が注目しています。
VALERON TOWERの立地
C-5という主要幹線道路沿いに位置し、この一帯は大規模な開発が進んでいます。周辺には大型ショッピングモールがあり、今後は新しい駅も建設予定です。開発が進むブリッジタウンやイーストウッドシティにもアクセスが良く、生活に必要なものに困ることがありません。
VALERON TOWERの特徴
VALERON TOWERの特徴をまとめました。
- 比較的安価な料金設定
- 充実した設備
- 建築基準の高さ
VALERON TOWERは比較的安価な料金設定がされています。DMCI Homesが設計から販売までを自社で行っていることから、他のデベロッパーに比べ30%程度安く購入できるためです。
施設内にはプールが3つ、芝生エリア、バスケットコート、ラウンジなど高級ホテルを思わせるさまざまな設備が揃う予定です。リゾート地さながらの快適で優雅な暮らしが実現できます。
また、DMCIの物件はフィリピン唯一のAAAA(クアドラルA)評価を得ています。徹底した地質調査により、地震や洪水といった被害に備えています。
下記の記事でVALERON TOWERについて詳しく解説しています。
まとめ
マニラ首都圏にあるパシグは急速に開発され、商業化が進んでいるエリアです。コンドミニアムの建設が盛んなことから海外不動産投資家にも人気があり、フィリピンと日本が共同で開発を進めるVALERON TOWERも注目物件のひとつです。
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