コンドミニアム

フィリピン不動産投資を成功させるために知っておくべきこと3選

フィリピンは近年ASEAN主要国の中でも著しい経済発展と人口増加傾向にある国です。

今後のさらなる人口増加に伴い不動産業界が賑わいを見せることが予測され、
そんな中でもいち早くフィリピン不動産投資に興味を持ち、この記事にたどり着いた方も多くいらっしゃると思います。

ツアーや個別面談などもやっていますので、お気軽にLINEでお問い合わせください。
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ここでは、フィリピン不動産の内容と魅力を大きく3つに分けてたっぷりとお伝えしたいと思います。

どのようなフィリピン不動産投資を選ぶか

フィリピンの不動産にはどんな種類があるがご存知でしょうか?
多くの場合、コンドミニアムを不動産投資として選ぶことがほとんどです。

なぜ一戸建てを投資に選ばないのか?疑問に思いますよね。

その理由は、フィリピンという国が定めている法律にあります。

・土地について

フィリピンでは、外国人が土地を保有することを認めていません
なので、土地に関しての投資話があったとしても、あなたの個人名義では購入できません。
このことをまず念頭において注意しておきましょう。

・戸建てについて

戸建ての投資は将来自分が住む上で進めるならさておくとして、
上記に記載したように土地は外国人は持つことができません。

したがって、投資の際には所有比率に注意した上で話を進めましょう

・コンドミニアム完成物件について

外国人が購入している完成物件のほとんどが一括購入です。
銀行でローンを組むにしても2-3割の頭金は必要になります。
財力的に余力があるなら完成物件も良いと思います。

ただ、将来を見込むのであれば、まずは計画段階で販売されているプレビルドからがお手軽です。
プレビルドの支払いは、完成までに頭金にあたる物件金額の2-3割を完成期間までの月数で割って、月額を毎月支払っていく方法です。

プレビルドは最初の手出しが少なく購入できます。

プレビルドとは?フィリピン不動産投資をする上で知っておくべき重要なことフィリピンの不動産投資に興味を持ち、 調べていく上で『プレビルド』という言葉を必ず見かけると思います。 皆さんも『プレビルド』と...

最低限知るべきメリットデメリット

投資目的でフィリピン不動産は注目されていますが、
もちろんメリットだけではなく、リスクもつきものです。

不動産投資のデメリットを知ることは、不動産を選ぶ為にとても大切なことです。

あらかじめメリットとデメリットを知っていることで、
リスクを回避できる可能性がありますし、
万が一の際には最小限のリスクに抑えるよう努めることができますので非常に重要です。

不動産投資をする前に着目しておくべき点を4つお伝えします。
メリットもデメリットも含めて不動産投資の知識をつけるようにしましょう。

・フィリピンという国の発展性

近年、フィリピンは国の経済政策が功を称し、経済成長率が平均6%というとても良い成長曲線を描いています。
さらに着目すべきは、平均年齢23歳という若さ。これは日本の実に約半分となります。
幼児や子供の比率が高齢者を上回っており、今後の人口増加が予測できます

将来、労働人口が増えることからも、経済成長率は今後もさらに上がる見込みです。
世界人口12位という人口構成から考えてもとても投資には適した国です。
このような理想的な人口構成、さらに世界12位という日本に次ぐ人口規模から考えてもフィリピンは非常に投資に適した国です。

・フィリピン不動産の安全性

フィリピン不動産は大手ディベロッパー(不動産開発業者)であれば安全性が高いです。

なぜなら、大手ディベロッパーの手がけるコンドミニアムであれば、
倒産リスクが少なく完成予定年月通りに完成するので投資の計画が立てやすいからです

また、建物自体の品質や建築技術も高く、管理もディベロッパーがほとんど行なっておりさらに安心です。
これに対して、中小企業は信用度が大手よりも低くなり、倒産リスクもあるので安心とは言えません。

以上のことから、
大手ディベロッパーを選ぶことでリスクを最小限に抑えることができ、より安全に不動産投資を行うことができます。
特に、初心者の方やフィリピン不動産投資に不安がある方は、
まずは安心な大手から始めてみましょう。

・ディベロッパー(土地開発事業者)の規模

ディベロッパーの規模は非常に重要です。
大手のディベロッパーや大手日系企業でも売買や賃貸仲介、物件の管理など一連の流れを
全て担っている企業は容易には見つからないのが現状です。

大手ですら、日本の求める水準に近い企業を見つけるのは容易ではないということです。
従って、中小のディベロッパーだと、さらにリスクは増します。

最悪の場合、完成されないこともあるので注意が必要です。

また、建設予定地の場所が悪い等の問題が発生することも少なくありません。

物件の立地によっては治安の問題があったり、
その土地の適性価格と見合わず割高な物件となってしまい転売をしようにも買い手が見つからないことも考えられます。

また、富裕層や海外駐在員の少ないエリアでは、入居希望者が見つからず空室が出てくる恐れもあります。

これに対して長年の実績を持つ大手のディベロッパーであれば、
今後人口増加が見込まれる開発地域を建設エリアとして選定しており、
これにより売れないリスクや空室リスクを大きく軽減しています。

ディベロッパーがその土地の開発の計画や発展性を理解した上で、
適切な市場調査を行い、プレビルドとしてふさわしい土地を選定していること。

それが今後の不動産投資で利益を生み出すためには非常に大切です。

4・販売業者

フィリピン不動産を購入する際に、誰から購入するかは非常に重要です。

次に続きますが、投資案件の販売業者は多岐に渡ります。
最低限として、日本の不動産はある程度わかっている業者に依頼すべきでしょう。

フィリピン不動産購入の際の注意点

大きなお金が動く不動産投資では、購入先が最適であるかを見極める必要があります。
信用できる販売業者を見つけるための3つのポイントを抑えましょう。

1.直接ディベロッパーとやりとりができる販売代理店を選ぶ

販売業者を探す際には、その販売業者が直接ディベロッパーとやりとりができ、
外国人顧客に慣れている日本の販売業者を選ぶようにしましょう。

日本の販売会社がディベロッパーとやりとりしてくれるので英語が話せなくても問題なく手続きできるため安心です。
日本の販売業者を介さずにディベロッパーに直接電話やメールでのやりとりをしても
特に問題はありませんが、海外となると日本とは文化や慣習が当然違ってきます。

さらにフィリピン国内中心の業者だと慣れない日本人へのサポートが薄くなる可能性があるのでおすすめできません

また、日本の販売業者を介さない場合、
不動産購入後のフォローが受けられないので日本の不動産会社を挟むことをおすすめします。

2.販売手数料が適正価格か見極める

海外不動産は手数料が決まっていません。
なので、各社で手数料がバラバラです。

しかし、ある程度適正といえる価格の手数料は決まっています。
物件価格の6%程度(年間の成長率)を目安にしましょう。
それ以上に高い場合は、将来回収できる見込みが立たなくなる可能性があります。

3.自己名義で所有できるかどうか

基本的にはフィリピンの不動産は自分の名前で保有できます。
法人も可能です。
契約する際は特別な理由がない限りは自己名義で契約を行いましょう。

なぜなら名義を借りて予約をするとその物件が自分のものである証明ができず、
自分の知らない間に物件が転売されてしまったというケースも実際に起こっているからです。

まとめ

以上がフィリピン不動産投資を始めるにあたって押さえておくべき点です。
いかがだったでしょうか?
ただ漠然と考えていたフィリピンでの不動産投資。

実際に不動産投資をするならまずコンドミニアムを探し、
信頼できる販売業者を見つけることが重要だと知ることができたと思います。
より具体的に不動産投資の内容と魅力を知ることができたことで、
今まで以上に現実的にフィリピン不動産投資を考えるきっかけとなれば幸いです。

不動産投資を安心して行っていただくために、
さらに詳しく契約までの流れを書いた記事もあるのでこちらも合わせて読んでみてください。

フィリピン不動産の購入手順

①不動産代理店に問い合わせる

上記に記載したように、
直接フィリピンのデベロッパーとやりとりができる業者を選びましょう
購入時はもちろん、購入後ののサポートなどもしっかりやってくれる
信頼できる不動産代理店を選ぶの大事になります。

②予算を決める

不動産購入、投資は今後の人生計画をしっかり立て予算を決めることが大事です。
不動産代理店でライフプランができますので無理のない計画で
予算を決めていきましょう。

③物件を検討する

予算や投資目的に応じて物件を選びましょう。
また、大手デベロッパーは基本問題ないですが
中小のデベロッパーは竣工が遅れる可能性もあるので
過去の実績など踏まえた上で信頼できる物件をお選びください
④申し込み

申込は一般的に予約金約5万円必要です。
代理店を利用される場合は代理店にお支払いします。

また、パスポートも必要になるため
有効期限が迫っている方、持っていない方は
予め準備をしておきましょう

⑤売買契約

申し込みから約2週間後に売買契約書が発行されます。
全て英語になるため、わからないことなどは代理店に確認して
納得した上で契約するようにしましょう。

 

⑥ローン申し込み

 

ローンを利用される方は一般的に日本に支店がある
フィリピンの銀行を利用します。

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⑦残金決済

デベロッパーにお金を支払います。

⑧引渡し

一般的に代理店を通して購入されると
代理店のスタッフが事前に家具家電をコーディネートしてくれます。

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コラムニスト紹介


永田 智睦 (ながた ともちか)
API Gateway株式会社 代表取締役

6年間金融機関に勤務後、個人保険代理店を営み法人化。
現在はフィリピン不動産販売会社や独立系FP事務所を中心に3社経営。
金融業界15年、独立して10年の経験を持ち、個人プランニングを約1000名近くの相談を受ける。
なおAPI Gatewayはフィリピン最大手財閥系デベロッパーの正規代理店として2019年、2020年と2年連続で日本マーケット売上高1位の実績がある。

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