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目次
プレビルド物件を購入する際に発生する費用等について
不動産を購入する際には物件代金以外にさまざまな費用がかかってきます。
これを諸経費といい、契約時・完成時にそれぞれ手数料や必要経費等が発生します。
物件を購入しようと考えている方はこれらの費用がどのくらいかかるのか理解し用意する必要があります。
購入時・売買契約時の必要経費
まず物件を購入する際にその販売会社へ支払う売買手数料というものがあり、
これは大体物件価格の3−6%が相場になってきます。
これより高すぎる手数料は十分な利回りを得られなくなる場合があるので注意するようにしましょう。
またディベロッパーへ支払う予約金もあり、日本円で約4万3千円が相場です。
このほかに必要があれば支払口座を開設する費用として別途エージェントに手数料等を支払う可能性があり、その口座の預託金として維持残高は1万ペソ(日本円で約2万2千円)以上入れておく必要があります。
建設期間(プレビルド)中費用について
物件が完成するまでに月額で払い続ける費用もあります。
プレビルドの完成目安は約4〜6年でその間に月額約3万円〜15万円を支払わなければなりません。
この費用に関しては物件の価格に応じて上下します。
完成時発生する費用
物件が完成したら登記費用等、物件価格の10%前後を支払う必要があります。
物件引渡費用は1BRで20万円ほど、家具費用が含まれている場合は1BRで50万円ほどになります。
残債の支払い方法
物件購入時の残債の支払い方法についても紹介します。
プレビルド期間中に物件価格の約3割は支払済みになっており、
残りの金額については支払う方法として2パターンあります。
①現地提携銀行から銀行ローンを利用する。
10年間分の家賃と相殺して返済していく方法があります。
②残債を現金で一括で支払う。
もし残債があった場合はこれらの方法を試してみましょう。
完成物件を購入する際に発生する費用等について
施工が終わっている物件を購入する際はどのような費用がかかるのでしょうか。その諸経費について紹介していきます。
購入時・売買契約の必要経費
完成物件を購入する際の支払いは基本的に現金一括で求められることが多く、
同時に引き渡し費用(1BRで日本円で20万円ほど)とクロージングフィー(登記費用)が物件の10%ほど発生します。
エージェントor業者への仲介手数料
プレビルド物件と同様、物件の約6%を販売手数料として支払うことになります。
ただプレビルド物件の費用より、今現在完成している物件の方が20%〜30%ほど割安になります。
賃貸にかかる費用の発生
プレビルド物件とは違い、すぐに賃貸物件として市場に出すことができます。
フィリピンでは家具付けをして貸し出すのが一般的であって、
そちらの方がお客さんにとっても家具を用意する手間がなくなるので人気が高いです。
この家具費用として1BRで50万円ほどかかるのが相場ではありますが、
オーナーの意向により金額を増やすことも減らすことも可能になっています。
また完成物件保有時には共益費、固定資産税、組合費、損害保険費用等は毎年発生してくるのであらかじめ理解しておきましょう。
購入時のお得な割引について
物件を購入するには多額のお金が必要になりますが、お得な割引も存在するので知っておくと便利です。
プレビルド物件購入時の割引
ディベロッパーにもよりますが、物件金額から約2−5%のディスカウントが付与されることがあります。
完成時一括購入の場合の割引
完成しているを物件を一括で購入すると10%ほどのディスカウントが付与されることがあります。これはプレビルド物件を購入するよりも大きな割引なのでおすすめです。
プレビルド物件では更に割引が付くことも!
新規プレビルド物件の発表から売り出し時に、
期間限定で追加の割引が付与されるプロモーション期間が存在します。
物件をより安く購入した場合、例えば発表から1ヶ月以内に購入(予約)をすれば追加で2%〜5%の割引が付くというチャンスも得られるかもしれません。
まとめ
フィリピンで物件を購入する際にかかる諸費用について、
プレビルド物件と完成している物件でそれぞれ紹介していきました。
どちらも購入する際には諸経費がかかってくるので総じてどのくらいかかるのか知ることはとても重要です。
もし一括で出せる余力があるとしたら完成物件がお得になりますが、そこまで一度に支払いができないようであればプレビルド物件をおすすめします。