不動産投資を考える中で、日本の不動産投資と海外での不動産投資、どちらにするか迷っている方がいらっしゃると思います。
海外と日本の不動産を比較したときに海外の不動産投資はどういったメリット、デメリットがあるのか気になりますよね。
海外で投資をする場合は現地へすぐに向かうことができないため、予めリスクも把握した上で投資を始めることは非常に大切です。
今回は、海外不動産の中でも特に近年注目されているフィリピン不動産に焦点を絞ってメリットとデメリットについてまとめてみました。
ツアーや個別面談などもやっていますので、お気軽にLINEでお問い合わせください。
目次
フィリピン不動産のメリットについて
キャピタルゲインを狙える
キャピタルゲインとはご自身が保有する不動産や資産などを売却することによって得られる利益のことです。
フィリピンはGDP(一人当たりの国内総生産)成長率が6%以上を維持しています。
この数字が意味することは、フィリピンは経済成長が著しいということです。
フィリピンの国民平均年齢は23歳と非常に若く、働き盛りの若者が多いことが特徴です。
都心部に働きに出る若者が不動産を購入したり賃貸契約することから、フィリピンでの不動産投資は非常にキャピタルゲインを得るチャンスであるといえます。
都市部の物件を1000万円以下で購入可能
フィリピンの都心部で物件を購入した場合、物件を1000万円以下という価格で購入することができます。
日本で同様の都心部で購入すると3000万円以上するような物件が3分の1で手に入るので金銭面でかなり魅力的です。
日本から近い
日本から飛行機に乗って3時間半で移動可能です。
想像していた以上に近いという印象を持つ方が多いかと思います。
フライト代も安く、実際に物件を見にいきやすいです。
飛行時間からも分かる通り、日本からもそれほど離れておらず時差は1時間です。
そのため現地とのやり取りも、特に時差を気にすることなく行うことができるのも魅力です。
プレビルドで物件を購入することが可能
フィリピンではプレビルドといって、まだ建設が完成していない企画段階で物件を購入することができます。
この段階で購入すると一番安い価格で購入でき、段階を追うごとに値段が上がっていく仕組みです。
企画段階であるプレビルドで購入した場合、毎月5万円程度で物件を購入することが可能になります。
フィリピン不動産デメリットについて
上記のようにたくさんのメリットがあるフィリピンの不動産投資ですが、弱点も少なからずあります。
国ならではの環境や金利についていくつか注意点があるので、このデメリットについても確認していきましょう。
ローンの金利が高い
バンクローン(銀行の住宅ローン)は7%以上、インハウスローン(開発会社から借りるローン)は12%以上と決して低い金利ではないのでよく考えてからローンを組むようにしましょう。
災害リスク
これはフィリピンという国ならではの問題ですが、雨季にスコールが発生し、駐車場の車が水に浸かってしまう恐れがあります。
一時的に激しい雨が降ることがあるので、水害には気をつけなければなりません。
まとめ
以上が海外不動産を行う上でのメリットとデメリットですがいかがだったでしょうか?
日本の不動産については知識がある方も多いと思いますが、海外、特にフィリピンの不動産投資についてはご存知ない方も多くいらっしゃったかと思います。
フィリピンは時差があまりなく、物件価格も比較的安いです。
今後経済的にも発展が見込まれる国ですし、それに加えてフィリピンでは英語も通じるため言語が苦手な方も比較的コミュニーケーションがとりやすい国でもあります。
ローンを組む際には計画的に組むことや、まとまったお金を予め用意するようにしてご自身の身の丈にあった返済計画を立てるようにしてください。
他の海外の国に比べると身近に行ける国ですし、物価も安く、気候も乾期と雨季で年中暖かく魅力的な国です。
以上のことからも、海外の不動産投資初心者の方にはフィリピン不動産がおすすめです。
海外不動産への投資を考えていらっしゃる方は、フィリピンを検討してみてはいかがでしょうか?
コラムニスト紹介
永田 智睦 (ながた ともちか)
API Gateway株式会社 代表取締役
6年間金融機関に勤務後、個人保険代理店を営み法人化。
現在はフィリピン不動産販売会社や独立系FP事務所を中心に3社経営。
金融業界15年、独立して10年の経験を持ち、個人プランニングを約1000名近くの相談を受ける。
なおAPI Gatewayはフィリピン最大手財閥系デベロッパーの正規代理店として2019年、2020年と2年連続で日本マーケット売上高1位の実績がある。