海外不動産投資・移住で人気を集めるフィリピン。完成前のプレビルド物件が注目されがちですが、中古物件にも魅力があります。しかし「中古物件のデメリットはある?」「新築と比べた価格は?」「海外に家を買うのは初めてで不安」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、フィリピンで中古物件を購入するまでの流れや、メリットデメリットを解説します。コンドミニアムや一軒家(戸建て)の中古物件を購入したいと考えている人は、失敗を避けるために最後までチェックしてください。
目次
フィリピンにおける中古物件とは
そもそもフィリピン不動産における物件は、大きく分けて完成前・完成後の2つに分かれます。完成前の物件は「プレビルド物件」と言い、完成後の即入居可能な物件=中古物件は「RFO(Ready For Occupancy)」と言います。
フィリピンでは、引き渡し1日後の物件でも中古物件と呼ばれるため、中古だからと言って必ずしも古い物件ではありません。一般的にはプレビルド物件が注目されがちですが、中古物件でも値上がりが期待されることから今後人気が高まると予想されます。
不動産市場は日々変化するため、最新情報を得るために信頼できる不動産業者に相談するのがおすすめです。
フィリピンの中古物件を購入するメリット
フィリピンの中古物件を購入するメリットは下記の通りです。
- すぐに賃貸運用できる
- 実際に物件を見ることができる
- 既存の生活インフラを利用できる
- 支払い方法を選択できる
すぐに賃貸運用できる
中古物件は建築期間を待つ必要がないため、購入後すぐに賃貸運用を始められたい方におすすめです。収益化へのスピードを重視する場合は中古物件がよいでしょう。Airbnbとして活用するのもおすすめです。
実際に物件を見ることができる
プレビルド物件の場合、完成予想図やモデルルームを見て購入を決めるしかありませんが、中古物件なら実際に目で見て物件を確かめられます。物件の完成を待つ必要がなく、完成の遅れを心配する必要もありません。
既存の生活インフラを利用できる
中古物件は周辺環境や生活インフラが整っていることが多く、周辺地域の発展を待つ必要がありません。特に都心であれば、購入後すぐに利便性を実感できるでしょう。
また、家具なども設置されておりますの初期の面倒な手間を省ける可能性があります。
支払い方法を選択できる
中古物件の購入では、現金一括払いやローン、レントオウン(Rent-To-Own)と呼ばれる分割払いなど、複数の支払い方法が用意されています。資金状況や予算に応じて最適な支払い方法が選べるのが魅力です。
ただし、物件によっては現金一括払いしかできない場合があることに注意してください。
フィリピンの中古物件を購入するデメリット
フィリピンの中古物件を購入するデメリットは下記の通りです。
- 老朽化により修繕費用が必要な場合がある
- 優良物件は競争率が激しい場合がある
老朽化により修繕費用が必要な場合がある
完成から一定期間が経った中古物件は、建物や設備の老朽化が進んでいる可能性があります。修繕費用や改修費用が発生する場合は、維持管理コストも考慮してください。
優良物件は競争率が激しい場合がある
優良な中古物件は当然人気が高く、競争率が激しい傾向にあります。特に人気な地域の物件や、条件のよい物件は希少であり、多くの買い手が付くでしょう。競争率の高い物件を購入したい場合は、積極的に行動する必要があります。
フィリピンの中古物件を購入する際の注意点
フィリピンの中古物件を購入する際には下記の3つのポイントに注意しましょう。
1.信頼できる不動産業者を見つける
信頼できる不動産業者を見つけることは、中古物件を購入する際の重要なポイントです。不動産市場は日々変化するため、正確な最新情報を得られる業者を見つけましょう。過去の販売実績などを参考に、詐欺まがいの業者を避けることが重要です。
2.デベロッパーの実績を確認する
不動産業者と同じく、デベロッパーの実績を確認することも重要です。過去に完成した物件がどのくらいの人気を集めていたか、実際に資産価値が増加しているかなどを確認してください。
またベロッパーが物件の完成納期を遵守しているかも重要なポイントです。過去に遅延や問題があった場合には、その際の状況などをよく調査しておきましょう。
3.物件の状態や立地条件を確認する
物件選びにおいて、物件の状態や立地条件を十分に確認しておくことは最重要ポイントと言えるでしょう。可能であれば、物件の構造や設備を現地で確認するのがおすすめです。
物件周辺の環境や交通アクセス、治安なども重要です。賃貸運営する場合の入居率に大きく関わる部分のため、必ず確認してください。
まとめ
フィリピンの人口増加や経済成長にともない、注目を集めるフィリピン不動産。プレビルド物件が人気ですが、中古物件にもさまざまな魅力があります。購入の際はデメリットを理解したうえで、物件の状態や立地条件を重視するのがポイントです。
フィリピンでの投資物件選びに失敗したくない方は現地の情報を集め、信頼できる不動産業者を見つけることが重要です。当社では海外不動産投資のためツアーや個別面談なども行っています。LINEにてお気軽にお問い合わせください。