アジア有数のリゾート地として有名なフィリピン「セブ島」。コンドミニアムが毎年のように建設されており、移住先・不動産投資先としても注目を集めています。しかし、海外だと土地勘がなく、どのようなコンドミニアムが良いか悩む人も多いのではないでしょうか。
この記事では、セブ島のコンドミニアムの選び方や探し方を解説します。セブ島のエリアごとの特徴も解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
セブ島のコンドミニアムがおすすめな理由
セブ島のコンドミニアムがおすすめな理由を、移住と不動産投資の観点から解説します。
移住先としてのセブ島
セブ島は、温暖な気候や美しいビーチ、リゾート地としての豊富なレジャー施設など、快適な生活環境が整っています。セブ市内は英語が通じるエリアも多く、言語の面でも生活しやすいのが魅力です。
さらに、セブ島の生活費は先進国と比べて低い傾向にあるため、コストパフォーマンスの高い生活を送れるでしょう。
不動産投資先としてのセブ島
セブ島のコンドミニアムは、高い賃料収入に期待できるのが魅力です。理由としては、観光業が盛んなセブ島には毎年多くの観光客が訪れることから、短期賃貸市場が活発な点が挙げられます。
さらに、セブ島はフィリピンの経済成長に伴いインフラ整備や都市開発が進んでいます。これにより、コンドミニアムの価値が上昇する可能性が高く、高い利回りに期待できます。
コンドミニアムを選ぶ際のチェックポイント
コンドミニアムを選ぶ際にチェックしておくべきポイントを紹介します。
不動産業者
コンドミニアムを選ぶ際、もっとも重要なのは信頼できる不動産業者を見つけることです。実績や評判をよく確認し、信頼性の高さを判断しましょう。
スムーズかつ透明性のあるやり取りができるかも大切です。取引に関する情報を明確に説明してくれるかや、質問等にしっかりと受け答えをしてもらえるかをチェックしてください。
最後に、アフターサービスの内容も確認してください。購入後まで丁寧なサポートがあると安心して取引できます。
築年数
築年数は物件の家賃や価格に大きく影響します。当然、築年数が古い物件の方が費用を抑えられますが、その場合は劣化や設備の老朽化に注意が必要です。
特に、水回りや電気配線、空調設備などの状態を確認し、近いうちに大規模な修繕が必要となるかどうか確認しておきましょう。定期的なメンテナンスが行われているか、修繕履歴や管理状況を知っておくのもおすすめです。
また、新築物件の購入を検討している場合、建設前のプレビルド物件を購入する方法があります。完成前に契約を結ぶことで、完成後よりも割安な価格で購入できるのが特徴です。
セキュリティと安全性
セブ島中心街の治安は比較的落ち着いており、心配しすぎることはありません。とはいえ、なるべくセキュリティの高い物件を選ぶのが良いでしょう。
開発の進む地域にあるコンドミニアムでは、ほとんどの場合で警備員やコンシェルジュの常駐、監視カメラの設置などが行われています。しかし、物件によっては詳細が異なる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
コンドミニアムの規模感
コンドミニアムの開発が盛んな地域では、いろいろな施設が入った物件や何棟にも連なった物件など、大規模なコンドミニアムが多く見られます。小規模のコンドミニアムと比べると値段は張りますが、大規模なコンドミニアムには多くの魅力があります。
最大の特徴としては、プール・ジム・ラウンジなどの設備が整っていることが挙げられます。大型ショッピングモールなどの施設に近い場合もあり、快適に過ごせるでしょう。セキュリティの厳重な物件が多く、安心して過ごせるのも嬉しいポイントです。
家賃(賃貸)
日本と同じく、セブ島にもいろいろな物件があります。家賃もピンからキリまでありますが、日本と同じレベルの快適な住居を求めるならスタジオタイプで2万ペソ(約5.3万円)程度が目安です。
価格帯 | 日本人におすすめ相場 | |
スタジオ (ワンルーム) | 1.4万ペソ~ (約3.7万円) | 2万ペソ前後 (約5.3万円) |
1ベッドルーム (1LDK) | 1.8万ペソ~ (約4.8万円) | 3万ペソ前後 (約8万円) |
2ベッドルーム (2LDK) | 2.5万ペソ~ (約6.7万円) | 3.5万ペソ以上 (約9.3万円) |
※2024年5月現在のレート(1ペソ=2.6円)
家賃が下がるほど設備は悪くなり、あまりに安いところを選ぶと家具やエアコンが付いていないこともあるので注意が必要です。
なお、家賃に加えて管理・共益費も必要です。家賃に含まれている場合もありますが、家賃の1割程度は固定支出が増えることになるので覚えておきましょう。
セブ島のエリアを紹介
セブ島のコンドミニアムを選ぶにあたり、どんなエリアがあるのか知っておくことが大切です。
セブ島の中心「セブ市」
セブ市エリアは、巨大複合施設であるITパークや大型ショッピングモールのアラヤエリアを有するセブ島中心の都市です。モールやレストランが多数並んでおり、セブ島の中でもっともアクセスの良いエリアです。コンビニやスーパー、レストランのすぐ近くに建つコンドミニアムも多く、快適に過ごせるでしょう。
セブ島第2の都市「マンダウエ市」
セブ市とマクタン島の間に位置するマンダウエ市は、現地の人が多く住む市街地です。セブ市ほどの繁華街はありませんが、中規模のショッピングモールや現地の人が親しむお店が多数あります。華やかすぎない、ローカルな部分を楽しみたい人におすすめの街です。
中心街から外れた「郊外エリア」
中心街から外れた郊外エリアは、海側と山側で少し雰囲気が違います。山側は小規模なモールやスーパーが点在する落ち着いた市街地なのに対し、海側は観光客も訪れる商業施設や観光施設が多く並ぶ繁華街です。
セブ島と橋で繋がる「マクタン島」
セブ島と橋で繋がるマクタン島は、リゾート地として人気の地域です。マクタン島からセブ市中心街までは海を隔てて20km程度の距離があり、自家用車やタクシーで40〜50分ほど移動する必要があります。中心地にはレストランやショッピングができる施設もあるので、まったり過ごしたい人におすすめのエリアです。
セブ島のコンドミニアムの探し方
セブ島のコンドミニアムの探し方はおもに2つです。
不動産業者を通す
セブ島のコンドミニアムを探す際は、まず不動産業者を通す方法が挙げられます。日本語でのコミュニケーションが可能な業者であれば、言語の壁を感じずに相談や交渉ができます。
業者を通して現地の情報を仕入れることができるため、サイトには載っていない最新情報を得られる可能性もあります。
物件の選定から契約手続きまで一貫してサポートを受けられるのも大きな魅力です。
サイトから自分で見つける
サイトから自分で見つける方法もあります。「Lamudi(ラムディ)」を代表とする物件情報を扱うサイトを使えば、フィリピンのコンドミニアムの情報が簡単に見つかります。
直接オーナーと交渉もできる場合もありますが、オーナーは現地のフィリピン人がほとんどです。言葉や相場感覚に不安がある人は、不動産業者に仲介してもらいましょう。
まとめ
美しいビーチのリゾート地として有名なセブ島。コンドミニアムの開発が進んでいることにより、移住先や不動産投資の観点からも注目を集めています。
フィリピンでの投資物件選びに失敗したくない方は、現地の情報を集め、信頼できる不動産業者を見つけることが重要です。弊社ではツアーや個別面談などもやっていますので、お気軽にLINEでお問い合わせください。