フィリピン情報

フィリピン送金おすすめ手法

不動産投資やフィリピンにいる家族・友人などへお金を送る場合、フィリピンへの海外送金が必要になります。
海外送金の経験がない方は、損をしない送金方法が分からないので心配ですよね。
海外送金に不安がある方でも、この記事を読めば簡単に海外送金ができます。今回は、損をしないフィリピンへの送金方法をご紹介します。

ツアーや個別面談などもやっていますので、お気軽にLINEでお問い合わせください。
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日本からフィリピンへ送金が必要になるケース

 

コンドミニアム購入費用などの支払い

日本に住みながらフィリピン不動産への投資を行う場合、物件の予約金・プレビルド期間中の支払い・完成時諸費用等の支払いなどが必要になります。その際、送金サービスを通じて直接デベロッパーに支払うことが可能です。どのデベロッパーが、どの送金サービスに対応しているかはしっかり事前確認をしましょう。

 

フィリピン銀行口座への預金

駐在の前に、国内の日本円をフィリピンの銀行口座へ送金しておくことで現地へ行く際に多くの現金を持ち歩く必要が無くなります。盗難などの危険を考えると、事前に口座へ送金しておくと安心です。

 

フィリピン国内の家族への仕送り

現地の家族や友人へ急ぎの送金が必要な場合でも、迅速に少額から送金可能な送金サービスがあります。着金の早さまたは手数料の安さどちらを重視するかで条件に合うものを選ぶようにしましょう。

 

フィリピンへ送金するためには、銀行または海外送金サービスを利用する2つの方法があります。

 

銀行を利用する

Philippine National Bank

PNB(Philippine National Bank)は、1912年7月22日にフィリピン政府により設立された国立銀行です。現在は、民営化しフィリピン華人のLucio Tan(ルシオタン)がオーナーとなっています。1980年フィリピンで初めてのユニバーサルバンクとなったのがPNBです。

日本にも、東京と名古屋に支店があり海外送金ができます。フィリピンへ移住する場合は、支店数690店舗、ATM設置台数1,240台とフィリピンのいたるところにATMがあるので口座を作っておくと大変便利です。日本の支店でも、不動産の購入や不動産の賃料受領のためなどの条件を満たしていれば口座を作ることが可能です。

 

送金方法は、窓口・銀行振込・現金書留・みずほバーチュアルアクセス・Postal Linkの5つがあります。

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窓口での送金

PNBの東京・名古屋支店の窓口へ行き、送金します。必要書類の記入と本人確認書類(運転免許証およびマイナンバーカード)の提出、送り先の口座がPNBであれば現金をすぐに送金可能です。

 

銀行振込

必要事項を記入した用紙と本人確認書類(運転免許証およびマイナンバーカード)を郵送のうえ、みずほ銀行の口座へ窓口またはATMから振り込みをする方法です。午後3時までの振り込みで、当日中の送金ができます

 

現金書留

現金書留封筒を購入し、現金と一緒にPBN指定の送金指示書と本人確認書類(運転免許証およびマイナンバーカード)を同封します。郵便局で現金書留の発送後、PNBへ電話で連絡します。現金書留の到着には、2~3日掛かり手数料を差し引いた金額がフィリピンへ送金されます。現金書留での送金額は、法律で50万円までと定められています。

 

みずほバーチュアルアクセス

支店の近くにお住まいの方や年に数回しか送金の予定がない場合は、上記の方法でも問題ありませんが年に複数回の送金予定がある方は「みずほバーチュアルアクセス」または「Postal Link」がオススメです。

 

登録方法は、日本支店へ指定の申請書を郵送し、登録完了後に受け取ったVirtual Access(口座番号と支店名)へコンビニATMから送金するだけです。初回の登録に時間が掛かりますが、登録しておくと次回以降はコンビニATMから簡単に送金できるので便利ですよね。

 

Postal Linkカード

Postal Linkカードは、「みずほバーチュアルアクセス」と同様に一度登録すれば都度窓口へ行ったり、送金指示を郵送したりする手間が無くなります。専用アプリケーションへ記入し窓口での受け付け後、払込専用カードが届きます。登録までには1週間ほど時間が掛かるため、急ぎの入金の場合は窓口・銀行振込・現金書留などの方法が適しています。

 

日本全国にある郵便局のATMから送金が可能で、平日は午前8時から11時30分までの振込は同日中に受取人まで届きます送金手数料も、3万円までは750円・3万円~100万円までは1,500円と他の方法と比べて安いのが、特徴です。

 

海外送金サービスを利用する

Westan Union

全世界の約200ヶ国に約50万の取扱店を所有しており、145年以上の歴史を持つアメリカの海外送金サービスです。世界最大規模の独自ネットワークで迅速な国際送金することが可能です。

 

世界規模の店舗数で、どこでも利用できる

全世界48万ヶ所以上の取扱店で送金と受取りが行えます。また、フィリピンに銀行口座がない場合でも国際送金・受取が可能です。24時間365日いつでも、送金ができるので急ぎの送金などに便利ですよ。

 

手続きが簡単で、迅速な送金が可能

現金と必要書類のみで登録でき、送金はセブン銀行・ファミリーマートからも行えます。現金受取の場合は、送金から受付から数分以内で受け取れます。銀行振込の場合でも、入金後3~5営業日以内に受取人の銀行口座へ入金されます。

 

送金に必要なもの

日本の運転免許証・マイナンバーカード・パスポートが必要です。登録は、オンライン登録後に本人確認するだけで簡単にできます。マイナンバーカードがない外国籍の方でも、パスポートの提示と本人確認で申し込みが可能です。

 

Wise(旧Transfer Wise)

2012年2月にイギリスで運用開始された海外送金サービスです。日本では、資金移動業者として、財務省関東財務局に免許登録されており2016年9月に正式にサービスが開始されました。フィリピン初め、80カ国、53通貨に対応しています。

 

銀行に行かずに送金ができる

スマホでの申請または書類の郵送だけで登録が完了するので、銀行に行く時間がない方や海外送金に慣れていない方にオススメです。登録が完了すれば、国内口座へ近くのATMから振り込みをするだけで完了します。万が一何か分からないことがあった場合も、日本法人・日本語のカスタマーサービスがあるので安心して利用できます。

 

万が一の保証も万全

送金時に振り込んだお金は、履行保証金として法務局に保全されているため万が一トラブルが発生した場合でも安心です。またWiseは、世界中で800万人が利用、毎月の送金額は約6000億円に上っている、信頼できるサービスです。

 

手続きから着金までのスピードが速い

多くの銀行などが行っている送金方法ではない、独自の送金方法を採用しているため着金までのスピードが速いことも嬉しいポイントです。銀行の場合、送金銀行から中継銀行を通して受取銀行に振り込みをする流れで、多くの銀行を経由して送金が行われます。そのため、時間が掛かり手数料も高くなります。

 

Wiseは、国内送金を活かした仕組みで経由する口座を最小限にしているため相手先着金までのスピードも速く、手数料を安くすることを可能にしています。手続きから着金まで1〜2営業日程度で対応してもらえます

 

送金に必要なもの

マイナンバーカード・身分証明書・写真撮影用のカメラ付き携帯・送金先情報のみで登録が可能です。送金の流れは、スマホ・PCから会員登録して、本人確認の完了後にWiseの銀行口座(三菱UFJ)に指定額を振り込むだけのため非常に簡単です。本人確認の認証には、平均で3営業日程度掛かります。不動産の様に送金が高額になる場合、一度の送金につき上限100万円までのため、複数回の送金(送金回数に制限なし)が必要です。

 

海外送金で損をしないためのメリット

 

海外送金する際、銀行や送金事業会社は独自に為替レートを設定しています。独自の為替レートではない本当の為替レートを「ミッドマーケットレート」と呼びます。

独自の為替レートは、ミッドマーケットレートに金額を上乗せしていることがほとんどでその上乗せ金額が「隠れたコスト」です。

 

Wiseの場合、為替レートに「隠れたコスト」が上乗せされておらず送金手数料も他の銀行などに比べて安いことが特徴です。

また、アカウント開設費・維持費なども無料で他に比べてお得に海外送金が行えます。海外送金する際は、「隠れたコスト」にも注意しましょう。

 

まとめ

今回は、フィリピンへの送金方法や海外送金で損をしない方法をご紹介しました。

 

フィリピンへの送金は、銀行と海外送金サービスの2種類があります。

現地へ移住する予定があるなど、現地でも銀行口座が必要な場合は銀行の利用がオススメです。

急ぎの送金はWestan Union、送金手数料や為替レートへの上乗せなしでお得に送金したい場合はWiseを利用すると良いですね。自身の用途に合ったものを利用するようにしましょう。

 

これで、フィリピンへの送金方法が分かったのではないでしょうか。

フィリピンへ送金の際は、ぜひ参考にしてみてください。

ツアーや個別面談などもやっていますので、お気軽にLINEでお問い合わせください。
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