フィリピン

フィリピンの台風や気候は大丈夫?不動産投資への影響を解説

台風が多く発生し、通過しているフィリピン。フィリピンでの不動産投資や移住を考えている方は、どれほどの規模のものが直撃しているのか気になる人もいるのではないでしょうか。

この記事では、フィリピンの台風や気候について、また台風による不動産への影響を解説します。ぜひ参考にしてください。

フィリピンの台風情報や気候を解説

フィリピンは日本と比べると台風が多い国として知られており、7〜10月の間に約20もの台風が通過します。台風が通過するのはフィリピンの東側がほとんどで、観光地として有名なセブ島といった南部地域では直撃の影響を受けることはほとんどありません。

フィリピンの気候は熱帯モンスーン気候といい、年間平均気温は26〜27度前後。1年中温暖な気候が続き、気温の変化に差がないのが特徴です。ただし、フィリピンは6月〜10月は雨期となるため、雨が降りやすく局所的なスコールも増えます。

基本的には日本の夏と同じように半袖で過ごせます。お店の中などは冷房が効いているので、寒さに弱い方は寒さよけのカーディガンなどを持参しておくと安心です。

フィリピンで台風が多い地域

フィリピンを通過する台風の多くは、東の海上で発生しサマール島を進みます。また、マニラ地域も台風の通り道となるため、台風が多い地域と言われています。

しかし、台風の季節を避ければ穏やかな気候です。台風が通過すると降水量は増え湿度は上がりますが、気温は下がるので過ごしやすい気候になるでしょう。

また、フィリピンの中でも南部地域にあるセブ島は、台風の通り道とは離れていることが多く、直撃することは少ない傾向にあります。ただし、まったく影響がないわけではなく、気候状況によっては豪雨になる場合もあるため注意が必要です。

フィリピンの過去の台風情報

フィリピンには過去、巨大な台風が直撃し甚大な被害を出しているケースがあります。大きな被害を出した台風を次の表にまとめました。

発生した年月台風の規模
台風16号(ケッツァーナ、現地名オンドイ)2009 年 9 月中心気圧960ヘクトパスカル/最大瞬間風速35メートル
台風17号(パーマァ、現地名ペペン)2009 年 9 月中心気圧930ヘクトパスカル/最大瞬間風速50メートル
台風30号(ハイエン、現地名ヨランダ)2013 年 11 月中心気圧895ヘクトパスカル/最大瞬間風速105メートル
台風22号(ライ、現地名オデット)2021年12月中心気圧915ヘクトパスカル/最大瞬間風速55メートル

2009年には、立て続けに2つの台風が発生し、どちらもフィリピンを直撃し甚大な被害をもたらしました。また、2013年のハイエンや2021年のライも、記憶に残る台風被害がありました。

台風によるフィリピン不動産への影響

自然災害などが発生すると、不動産価値は下がる可能性があるため、フィリピンの台風は不動産にも少なからず影響を与えます。

また、日本ほど台風に危機管理が持てていない傾向にあり、大きな災害が起きた場合にどのような対処がされるのか不安なケースも考えられます。建設が進んでいても途中で中断されるなどトラブルに発展する場合もあるため注意が必要です。

ただし、これらの影響は不動産会社やディベロッパー選びを念入りに行うことで回避できるでしょう。

台風を懸念するのであればDMCIの物件がおすすめ

DMCIの物件は、地震·洪水·台風などの自然災害への耐性が非常に高いです。

不動産建築会社としてフィリピン唯一AAAA(クアドラプルA)評価(フィリピン建設請負業者認定委員会という国の組織が正式に認定)をもらっており、過去の台風でマニラ首都圏の2/3水没した事例でもDMCI社の物件は一棟も被害がありませんでした。

まとめ

フィリピンは、一年中温暖な気候で住みやすい国です。しかし、自然災害の影響を受ける可能性もあるため、きちんと事前に理解しておくことが大切です。特に、台風や地震などの影響は、不動産価値にも関わりやすいでしょう。

しかし、不動産会社やディベロッパー選びしっかりとしておくことで、リスクを回避できる可能性が高くなります。

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